
田中農場
鳥取県・八頭郡でお米づくりを中心に種々の野菜づくりをしています。
田中農場の考える「おいしい」とは、自然の中で健全に育った作物だけがもつ本来の味。お客様に本来のおいしさをお届けするためになら、いかなる労力も惜しみません。
土にこだわり、大切に育てた米・野菜をお届けします。
田中農場の土づくり
田中農場のお米や野菜は、甘み、つや、食感の良さが自慢です。それを生み出すのは栄養豊富で良質な完全国産の堆肥です。堆肥作りは「(1)牛糞」「(2)稲・籾殻」「(3)発酵」の3つのポイントが重要です。牛糞は鳥取和牛の肥育農家さんから頂いております。そして私たちが育てた稲・籾殻を使っています。私たちが責任をもって育てた生産物を余すことなく循環活用していくことは、環境への配慮が重要となる今後の農業において大切な取り組みと考えております。
そして大切なのが発酵期間です。定期的な攪拌を行い1年以上の年月をかけて完全発酵を目指しています。田中農場が半世紀以上取り組んできた独自の堆肥作り。野菜栽培も化学肥料ゼロに挑みます。



完全反転・鋤込み(すきこみ)にこだわる30センチ深耕
農耕の基本である「耕す」を田中農場では30cm以上耕す「30センチ深耕」を行っています。30センチ深耕は土地の持つ潜在能力を最大限引き出し、同時に畑の地表に近い土は痩せてしまうので、深く堀り返し、下層の土と入れ替えることによって、土にお休みを与え、再び栄養を蓄えさせることができます。30cmの深耕を実現するには、専用機械「プラウ」が必要です。プラウを利用する事で根を伸ばしやすくし、反転と鋤込みで土の肥沃度を向上させます。
30センチ深耕を実現させるためには効率よく稼働する大型トラクターの購入や人員体制などの整備が必要です。従来のトラクターでは30センチ深耕すると泥濘(ぬかるみ)に嵌る(はまる)など手間がかかり非効率になるため日本国内の多くの農家で行われていないのが実情です。私たちは手間と言われても美味しさを追及するために重要な30センチ深耕に挑み続けます。
田中農場の白ねぎは、栽培中農薬を極力使用せず心を込めて栽培しています。
白ねぎは収穫するまでの期間が長いので、雑草との戦いも長くなります。手作業でひとつひとつ雑草を抜いているので地道な作業になりますが、できる限り農薬を使わないで育てるためには必要な作業です。
みなさんに安心・安全でおいしい白ねぎをお届けするために、毎日がんばっていきます!



自家製白ねぎと米麹で仕上げた「白ねぎの旨みたっぷり調味料」
素材の白ねぎは、お米を育てた翌年の田んぼを利用して育てます。中国山地から流れ来る清流により、ミネラルが豊富に溶け込んだ土壌で育てますので、甘くておいしいねぎが育ちます。植え付け後、農薬を極力使用せず栽培しているので、安心・安全です。味が濃く栄養たっぷりの野菜から生まれた混じりけのない素朴な調味料は、さまざまな食材と相性が良く、その本来の味を引き出します。
自然豊かな八頭町から安全を安心をお届けいたします。