
AKARI BREWING
AKARI BREWING(アカリ ブリューイング)は、⿃取県⿃取市・⿅野地区に2018年に誕⽣したマイクロブルワリーです。
「鳥取の良さを感じられるビールを作りたい」と、地元の原料を使⽤したクラフトビールの製造をしています。
私たちのクラフトビール
鳥取の産物を、ふんだんに。
私たちのビールの特徴は、桃やベリー、ハッサク、カボスなど、鳥取で生まれた様々な素材を副原料として使っていることです。それぞれが持つ風味を十分に感じられるビールに仕上がるよう、日々試行錯誤を続けています。


酵母への挑戦
大学との共同研究、桜の酵母
鳥取大学農学部とも共同研究を行い、地元のソメイヨシノから採取した酵母を使うなど様々な挑戦も続けています。
地域資源を活用する取り組みとして平成26年より、醸造所エリアである、鹿野町城跡公園内の桜の花びらから採取されたラカンセア酵母を使用することで従来のサワーエール醸造とはちがう方法でビールに酸を生むことができました。
地元の町おこし団体が尽力
地元を盛り上げていきたい
AKARI BREWINGは、2013年頃に地元の町おこし団体が中⼼となり⽴ち上げました。「あかり本願衆」(あかりほんがんしゅう)という名の 、30代を中心に⿅野町の住⺠らが町の活性化を志して集まった衆団です。⿅野を盛り上げるイベントの企画・実⾏、伝統を守り伝えていく活動などを行う中、2013年頃よりビール事業の⽴ち上げを⽬指し2017年、委託醸造によるオリジナルビールが誕生しました。




⾃家醸造ビールの第1弾
「ginger brown ale」の誕生
オリジナルビールの第一弾として販売されたのが「ジンジャー ブラウンエール」。400年以上の歴史を誇る、鳥取県特別栽培認定の日光生姜を使用。生姜穴で5ヶ月間熟成され、強い香りと辛みに奥行きがうまれています。この生姜をふんだんに使い、マイルドでスッキリした飲みごたえのあるビールに仕上げました。鳥取の自然が育んだ、体にやさしいジンジャーブラウンエールです。
あえて統一しない
個性豊かなパッケージデザイン
鳥取県内の高校生とコラボして、ラベルのパッケージデザインを作ってもらったりもしています。私たちに関わることで、少しでも高校生の彼らが仕事や経済、地域について感じ、学んでもらえたら嬉しいです。
また、地元のフリーのデザイナーにパッケージのデザインを依頼することもあります。こうしたことで新たな循環が生み出されます。様々な人が関わって作るパッケージなのでデザインはバラバラ。統一したくないのです。


ビール作りを通じてできること
固定概念に囚われない
2022年、醸造場が新しくなりました。これから、今まで以上にビールの味を追いかけていきます。そして、関わっている人たちと共に成長し、ビール造りを通じて少しずつでも地域が豊かになることを目指します。
醸造長 清部直樹